2019.10.21

シェアハウス借金、物件手放せば帳消しへ から学ぶ不動産投資初心者のはじめ方

皆様こんにちは。

いつもシノケンハーモニーの不動産投資ニュースコラムをご覧いただきまして
ありがとうございます。

本日は2019年11月20日(水)の日経新聞の速報を取り上げさせて頂きます

シェアハウス借金、物件手放せば帳消しへ スルガ銀が対策

スルガ銀行による不正な融資で過大な借り入れをしたシェアハウスの所有者が、物件を手放せば借金の返済を免除されることで調整が進むことが20日、分かった。

同行のシェアハウス融資を巡っては返済に行き詰まる所有者との係争が続く。

同行は創業家との資本関係を解消したのに続き、不正融資問題を解決して不祥事に区切りを付ける。

(中略)

2019年11月20日(水)の日経新聞

いかがでしたでしょうか?

これを読んで思ったのは、スルガもついに、責任をとったな、これが、今後の不動産投資にとって長い目で見ると良い影響になりそうですね、ということです。

勿論、投資ですから、「魚心に水心」ではないですが
当然、投資をした側にも、「儲け」や「利益」を追う気持ちがあったことも一部あると思います。

しかしながら、ここまでセンセーショナルな事件となったことで
逆に、融資をしていた銀行側の責任も問われることとなり、本来全ては自己責任、と言われる「投資」の世界において
所有者が借金が帳消しになる、ということで、一応の決着をする形となりそうです。

当事者の方も、または外からこの事件を見ていた方も
様々な学びと教訓になった事件ではないでしょうか?

当社も、過去に、耐震偽装事件に巻き込まれ、事件の当事者になってしまったことがありましたが
その時に、物件を全て買い戻した、という真摯な対応が評価をされて今があります。

これらの事件が学べることは、当事者も、投資家の方も様々でございますが
もし、投資初心者の方に言えることがあるとするならば

「はじめての投資は、何かあった時に、責任を取ってくれる会社を選んだ方が良い」

ということではないでしょうか?

今は、世の中は、どうやら「中古物件」の売買がブームのようです。

新築は高いから、割安な中古を、というセールストークのようですが
その「割安」というのは、今の新築価格と比べて安い、というだけで
実は、その中古が新築で販売されていた当時の価格と比べると高くなっている
ということに気が付く人はそれほどいないようです。

今は、分譲マンションの管理不全が徐々に問題になりつつありますが
今後、中古マンションの転売がより増加していくにつれ
将来的には、投資用マンションの「管理組合」の問題が、表面化してくる日も近い、と思っています。

安易な価格の印象操作に惑わされる前に、是非1度、当社にお問合せくださいませ。