2019.10.25

人生100年時代の年金、不安だらけの年金制度

皆様こんにちは。

本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

気になる記事がございましたので、ご紹介させて頂きます。

以下10月14日 日経新聞より一部抜粋となります。

人々の不安 解消できない理由

公的な年金制度には老後の生活を支える上で様々な利点がありますが、課題や問題点もあります。

主な原因は人々の老後不安を十分に解消できていないことにあると考えられます。

原因として挙げられるのは、いずれも年金額や受給年齢に関連する事項です。

まず老後の低年金の問題を考えます。

年金制度に参加していても、実際に受け取れる給付額には大きな差が生じます。

年金の種別だけでなく、男女による差も存在します。

厚生労働省の厚生年金保険・国民年金事業年報(2017年度)によると、17年度末時点で、厚生年金の給付額は平均で月々約14万7000円です。

一方、国民年金では40年間満額で納付しても、年金月額は約6万5000円です。

さらに厚生年金受給権者のなかでも、年金月額が10万円未満は24.1%、10万~20万円未満は58.5%、20万円以上は17.4%であり、格差がみられます。

男女別でも老後の年金額には差があります。

女性は男性よりも平均寿命が約6年長く、その分、長寿による経済リスクも大きくなります。

しかし厚生年金受給権者の平均的な年金月額は、男性は約16万6000円、女性は約10万3000円です。

年金を月々20万円以上受け取っている人の割合は、男性の25.4%に対し、女性は1.4%にとどまります。

現役時における女性の就業参加や就業所得などが低いため、年金保険料の負担水準が低く、結果として厚生年金も低額になりやすいのです。

このほか老後不安の原因には無年金問題があります。

保険料未納などで年金制度に参加せず、セーフティーネットから漏れた人々がいることです。

さらに将来の年金額が下方修正されるリスクもあります。

将来受け取る年金額は、人口や経済の前提など予想やコントロールが難しい要因の影響を受けます。

受け取れる年金額がどこまで下がるか、何歳まで受け取り開始年齢が先延ばしになるか、何歳まで就労すればよいのかなど、不確実性が多くあります。

家計が老後に備えた計画を立てることが難しくなれば、老後不安につながりやすくなります。

2019年10月14日 日経新聞より一部抜粋

いかがでしたでしょうか。

文中にもございますが、最近よく「人生100年時代」という言葉を見聞きしますね。

この様な背景には、やはり日本の長寿化が関係していると思われます。

ここで日本の平均寿命を見てみると、2017年に厚生労働省の発表したデータでは
女性が87.1歳、男性が80.9歳となり、年々過去最高を更新しており
確かに平均寿命は長くなっています。

世界的に見ても、男女とも日本は、香港についで
なんと世界第2位の長寿国にもなっております。

さらに厚生労働省は、今後女性の49%、約2人に1人が
90歳まで生存すると発表しています。

同様に男性についても、4人に1人は、90歳まで生きると言われています。

この様に長寿化が進んでいる為に、老後の生活に不安を持たれている方は
大変多いかと思われますが、「もう既に老後の備えができている。」と
言える方は、少ないのではないでしょうか。

当社では、このような老後不安、年金対策などに対して
無料個別相談会、資産形成セミナーを定期的に行っています。

皆様も是非お気軽にご参加ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。