2019.09.26

「老後2,000万円報告書」を撤回、議論を始める

皆様、こんにちは。

本日もシノケンハーモニーの不動産投資ニュースコラムをご覧頂きまして
ありがとうございます。

人生100年時代

皆様は何か対策を始められているでしょうか。

Nisaやイデコ、個人年金等
昨今様々な資産形成が注目され、その加入数を伸ばしています。

老後に向け、早くから資産を築いておこうと考える方が増えているようです。

そんな老後対策に関しまして
昨今一番のビッグニュースは、金融庁により発表された
老後資金2,000万円問題ではないでしょうか。

テレビや新聞等で大きく取り上げられ
改めて老後対策について、皆様が考えられるきっかけになったのではないでしょうか。

そんな「老後資金2,000万円問題」に関しまして
日経新聞にて興味深い記事を見つけましたので、ご紹介致します。

「老後2,000万円報告書」撤回へ 金融庁

金融庁は「老後に約2000万円の資産が必要」との報告書をまとめた金融審議会の作業部会の議論を10月中にも再開する。

与野党から批判を浴び、麻生太郎金融相が受理しなかった報告書は撤回する。

当面は金融機関が顧客本位のサービスを提供できているかを検証する。

25日に金融審総会を開き、報告書をまとめた「市場ワーキング・グループ」の今後の議論の方向性を決める。

総会に6月に公表した報告書は報告しない。

今後はかんぽ生命保険で不適切な保険販売が問題となっていることなどを踏まえ、金融機関の商品販売や資産形成の助言などが顧客目線に立っているかどうかを確認する。

不十分だと判断すれば新たな制度づくりも検討する方針だ。

老後の資産形成の課題を含めて幅広く議論し、来春以降に新しい報告書をまとめる方向だ。

2019年9月19日 日経新聞日刊

如何でしたでしょうか。

老後に一体いくら必要なのか。

これはその方の資産背景やご就業状況によっても異なりますが
金融庁もこの発表に向け、過大な数値は発表していないはずです。

ということは、実際に試算してみると
2,000万円以上の資産が必要となる方は、実は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

まずは実際にいくら必要なのかを試算し、その現実を真摯に受け止めることが大切です。

それに対し、今からどのように資産を築いていくか
具体的に落とし込んでいくことが、老後対策のポイントです。

弊社では「人生100年時代セミナー」と題し
今後私たちはどのような費用を負担していくのか
老後資産はいくら必要なのかを皆様に自分事として試算して頂いています。

まずはご自身の現状を正しくご認識されてみてはいかがでしょうか。

皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております。