「貯蓄の格差が開いている」貯蓄平均は2900万円、でも100万円未満は4人に1人
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ニュースコラムをご覧いただきまして
ありがとうございます。
昨今は「老後年金2,000万円」というニュースの影響もあり
老後について考える機会を設けられた方も多いのではないでしょうか。
「85歳~95歳まで生きることを想定しないと…」
「老後の20~30年間で何をしようか…」
「定年までにいくら必要なのだろうか…」
連日テレビや新聞、雑誌で騒がれていることもあり
多くの方が上記のようになんとなく老後を意識されたでしょう。
しかし実際に具体的な数字を算出し、それに備えて
何か対策を始められた方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
ここで日経新聞の記事を1つご紹介させて頂きます。
今年還暦「貯蓄100万円未満」4分の1
還暦を迎える人のうちほぼ4人に1人は貯蓄額が100万円未満――。
プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険(PGF生命)が2019年に60歳を迎える男女2000人を対象に4月時点の貯蓄額を調べた。
100万円未満と回答したのは全体の24.7%で、前年の20.6%から上昇した。
金融庁の報告書が老後資産に必要とした「2000万円」に満たなかった人は7割いた。
貯蓄額の平均は2956万円だった。
前年調査の2725万円よりも231万円多かった。
1億円以上が全体の8.1%と、前年の6.4%から増えたことが平均を押し上げた。
同社は「貯蓄の格差が開いている」と分析している。
配偶者がいる場合は2人分の貯蓄額を聞いた。
世帯構成別では夫婦2人世帯が平均3223万円と最も多く、子どもと同居(3129万円)、独身(2663万円)と続いた。
2019年6月29日 日経新聞日刊
如何でしたでしょうか。
なんと60歳を迎えられる方のうち
4人に1人、25%は貯蓄額が100万円未満であるというのです。
さらに驚くべきは
貯蓄額の平均は2,956万円であるのに対し
金融庁が発表した「2,000万円」に満たなかった人は7割にものぼるということです。
引用中にもございますように
貯蓄の格差がどんどん開いている証拠です。
若い頃から老後に向けて投資や貯蓄を計画的に行っていた方は
「老後2,000万円」というニュースなど気にもかけず
温泉めぐりや国内外の旅行、ご家族との団らん等有意義にご生活されているのです。
皆様はどのような老後を迎えられたいですか?
また、それを実現させるためには今から何をどうすればよいのでしょうか?
豊かな人生を送ることができるよう
是非一度具体的にご自身の将来について、考えられてみて下さい。
皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております。