人間の仕事を奪うのか?人口知能(AI)
注目エリア本日も、シノケンハーモニー不動産コラムをご覧いただきありがとうございます。
本日は、昨今話題になっております、人工知能AIについて少しお話しさせて頂きます。
今や携帯電話や、検索エンジン、車、家電など、様々な物に人工知能が搭載されている
時代です。
皆様の身の回りにも、人工知能AIが搭載された物が1つはあるのではないでしょうか?
車を運転させたり、家電の電源を入れたり消したり、感じの良いお店を探してくれたりと
人間と同等のレベルの知能を持った技術です。
現段階での人工知能は、更に進化し
事前に危険を察知して車の運転を制御したり、複数国の言語を記憶し、翻訳をしたり
人間を超えたスペックが標準になってきました。
話しは変わりますが皆様は、今どんなお仕事に就いていらっしゃいますか?
現代は就職難の時代とは打って変わって、どこの企業も人手不足が続いている状態で
学歴やキャリアに関係なく、自分のやってみたい仕事に未経験でもチャレンジしやすい環境にあります。
皆様、今現在私たちの住む日本には、どのくらいの種類の仕事があるかご存知でしょうか?
なんと、現在日本には約17000種類の仕事があるそうです。
また、今現在の日本の労働人口は約6万7000人います。
つまり、約6万7000人が17000種類の仕事から1つを選び仕事をしています。
皆様、もし近い将来、今見て頂いた労働人口の約半分が職を奪われてしまうとしたら
そんな近未来を想像してみた事はございますか?
どこか実感の湧きづらいお話しだと思いますが、実は近い将来のお話しだという事を
皆様ご存知でしょうか?
野村総合研究所の発表によると、2038年、つまり今から約20年以内に
現在の労働人口の約49%が、AIによる代行可能という研究結果が発表されています。
もちろん、代行をするかしないか、というのは企業の経営方針次第ではございますが
どの企業も、経営をする上で【人件費】が経費の大半を占めている事がほとんどで
会社の設立サポートをしている会社などでも、中小企業の場合、人件費が会社の売上の50%以下に抑えられている企業に関しては、かなり上手く経営が回っているという見方をしています。
つまりは、売上の半数以上を人件費が上回っている企業は大変多いという事です。
企業は、働いている人間に対して、賃金を払い、有給を与え、一日8時間程度しか
働かせる事の出来ない人から
24時間365日働いてくれ、賃金の必要のない人工知能へ作業員を変えていく事によって
どれだけ人件費の削減が可能になるのでしょうか?
皆様が、経営者として会社を経営し、人工知能にその仕事を任せる事が出来たとしたら
それでも、高い賃金を払い続けながら、人を雇うでしょうか?
人工知能が社会で活躍する後押しをするような、こんな記事を見つけました。
需給に応じて価格を変えるダイナミックプライシング(DP)。
近年、チケットなど多様な分野で導入する例が増えている。
人工知能(AI)の導入も進むが、それを支えるのは膨大なデータを蓄積、分析してきた現場の担当者だ。
料金設定のさじ加減を決めてきた職人技とAIを上手に融合できれば価格の「最適解」がみえてくる。
■イベント開催時、腕の見せ所
10月からDPの実証実験を始めた駐車場シェア最大手akippa(アキッパ、大阪市)は、これまでイベント時の駐車場料金を手動で設定してきた。
稼働率と利益のバランスをみながら場所や状況に応じた「適正」価格をはじき出してきた。
同社は空き駐車場を個人や法人から提供してもらい、使いたい人がウェブやアプリ上で予約して借りるサービスを提供する。
利用料金は提供者かアキッパが決め、5割が提供者の取り分になる。
利用者だけでなく資産を提供するオーナーも客であるため、双方が納得できる料金が求められる。
通常時は周辺のコインパーキングを参考に決めるが、問題はイベント開催時だ。
利用が一時的に増えるイベントは、人気度が料金に如実に表れるが、高すぎれば稼働率は下がり、安すぎれば機会損失を招く。
開催地周辺の料金設定が腕の見せ所となる。アキッパは東京ドーム周辺などイベント時に人が集まるエリア2200カ所を「ホットスポット」として抽出。
イベント開催日が平日か休日か、駐車場が会場から徒歩何分かかるかといった要素に応じて料金を変える。
ホットスポットには海水浴場など季節で需要が増減する場所も含む。
「料金パターンは約430ある」と経営企画室兼運用チームの田中大貴マネージャーは話す。
アキッパの駐車場は1カ月前から予約できる所もあり、予約状況もにらみつつ慎重な設定が必要となる。
成功例は9月に引退した歌手、安室奈美恵さんのラストツアー。
会場周辺の駐車場料金をアキッパが参考価格の最高値とする4500円にしてもほぼフル稼働だった。以前高稼働だった人気歌手グループでも急に稼働が下がったり、地方では高稼働でも東京では稼働が伸び悩んだりした過去の失敗例を教訓にした。
過去には同じイベントで1カ所の駐車場料金を10回以上変えたこともある。
野球やサッカーなどスポーツ関連だとチーム成績にも左右される。
天候に左右される場所は特に予想が難しい。
例えば、11月の紅葉シーズンに観光客が大挙する京都・嵐山エリアの駐車場。アキッパは気象ニュースやウェブサイトを参考に見ごろの時期を予測。
今年は9月末に、平常時より高めの1日最高で2千円に設定した。
だが今年は紅葉の見ごろがずれたためか、稼働率の低い場所も発生。慌てて11月に入り場所によっては800円まで下げたという。
「(予約が始まる)1カ月前から予想するのは難しい。桜の時期も大変だ」と苦笑いする。天候不良や主催者の都合でイベントが急きょ延期・中止になる場合もある。
いつどんな情報が出ても対応できるよう、常に収集を欠かさない。
■「人力ではもう処理しきれない」
サービス開始以降、徐々に料金設定の精度を高めてきた。
だが、アキッパの認知度上昇に伴い提供される駐車場が増加。
データも次々と蓄積され「人力ではもう処理しきれない、というところから自動化の取り組みが始まった」(田中氏)。DPのシステムはソフトウエア開発の日光企画(大阪府大東市)と共同で開発している。10月の実験開始から約2週間が経過した時点では、兵庫県西宮市の甲子園球場周辺エリアで開始前に比べ単価が1割上昇した。
田中氏は「稼働率は1割上がり、利益は2割増えた」と語り、今のところ人力頼みよりもAIの導入に軍配が上がっている。
今後はアキッパが積み上げてきたデータとシステムをつなぐなどして精度を高める。
実験エリアも拡大していく方針だ。AIに任せきりにすると想定以上の価格になり、利用者の不信感を招く事態も起こりうる。
どこまで人が判断するか、AIとのすみ分けも課題。「最適」な価格の模索はまだ始まったばかりだ。
2018年12月19日日本経済新聞より一部引用
いかがでしたでしょうか?
人間と違い、臨機応変な対応が出来ないとされてきたコンピューターでは
事務的な応答や、ダイヤルによる案内等では利用されていますが
人工知能を利用する事により、自分で考え、回答するのです。
これはもはや、人間のレベルに近い、臨機応変な電話応対が可能になるという
可能性を秘めているのではないでしょうか。
寧ろ、人間よりもより的確な回答を瞬時に応える事が出来てしまうとすれば
人による電話応対よりも、AIによる電話応対の方が、コストもかからず
24時間対応が出来、休みも必要なく、完璧な仕事をしてくれる必要な存在になっていく事でしょう。
元々、人工知能AIとは、私たち人類と同じレベルの仕事や処理能力を持つ事を目標に作られたという諸説がありますが
今では、人間の能力を超えているのが大前提であり、どこまで人間以上の能力を発揮する事が出来るか?という点に重点をおかれています。
人間を超える人工知能、心理戦に大勝を収めた今回の記事。
AIが49%の職業を奪ってしまう未来は、そう遠くないのではないでしょうか?
現実に起こってしまえば、2人に1人はAIに職を奪われてしまう事になります。
選別の時代は、既に訪れているのかもしれません。
現在、AIが代行可能とされている職業の中には、専門職や技術職もあります。
その為、例え有資格者だとしても、技術者だとしても、管理者だとしても
あなたの職は奪われてしまうのかもしれないのです。
そうなった時に、過去に戻り、転職をしたり、違う技術を身に着けたり、仕事以外でも
収入を作るなどは、今の科学技術では、難しいのが現実です。
しかし、事前にこの様な未来に起こり得る出来事を予測し、対策をして、自分自身の未来を変える事は出来ます。
その為に、職を失ってしまったとしても、生活が出来る様に【不労所得】を得られる環境づくりを今から始めてみませんか?
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