液状化現象の影響
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ニュースコラムをご覧いただきまして
ありがとうございます。
本日は12月7日 (金) の日本経済新聞の夕刊から
今年9月に起こった北海道胆振東部地震の際の液状化現象による被害について
興味深い記事がございましたのでご紹介いたします。
傾いた家、解体か復旧か 北海道地震3ヵ月、液状化の札幌
積雪前に住民苦悩解体か、復旧か――。
北海道地震で液状化の被害を受けた札幌市で住民たちが難しい判断を迫られている。
被災から3カ月。
避難せず、余震におびえながら自宅にとどまっている人もいる。再建には多額の費用がかかり、売却するにも買い手がつかない。
「雪が積もれば工事は進まない。どうしたらいいのか」。
住民たちは頭を抱えている。最も被害の大きかった札幌市清田区里塚に住む男性(66)の自宅は土台ごと傾き、棚の上に物も置けない状態だ。
35年間住んだ家だけに「補修で済ませたいが、また液状化するかと思うと怖い」。
余震のたびに家が傾かないか不安だが、避難せず家族と住み続けている。大規模半壊の場合、建て直しや補修に最大300万円の支援金が市から支給される。
だが男性は「硬い土壌までくいを打って建て直せば1千万円以上かかる」。土地を売って引っ越すことも考えたが「買い手はつかず、新しい土地を買う金もない。
市が買い取ってくれればいいのに」とこぼした。里塚地区では330世帯のうち、約70世帯が今も他地域や市が用意したみなし仮設住宅などで避難生活を続けている。
札幌市によると、清田区では400戸以上の住宅が全壊や大規模半壊、半壊の判定だった。
「半壊」以上なら修繕や建て直しなどに補助金が出るため、建物の外見で判断する1次調査だけでなく、屋内の様子も確認する2次調査の依頼が700件を超えた。
(2018年12月7日 日本経済新聞 夕刊 より抜粋)
皆様いかがでしたでしょうか。
大きな地震の度に話題になる液状化現象。
家屋の倒壊や、道路の寸断、ライフラインが止まってしまうなど、多くの影響があります。
この液状化現象とは何なのか、また起きたらどうなるのかを皆様はご存知でしょうか
そもそも液状化現象とは、地震などの揺れによって地中の砂の層に含まれていた水分が地表に浮き出てきて、浮き出た水の分だけ地表面が沈む現象です。
これにより、道路が沈下したり、住宅が傾いたりするなどの被害が発生します。
先の北海道胆振東部地震では液状化現象を原因とした地盤沈下によって、非常に多くの家屋が傾いたり、壊れたりしています。
この家の傾きを放置すると、丸いものが転がる、ドアの開閉が困難になる等、家族の生活にストレスを与えます。
さらに、重度の傾きを放置していると、めまいやふらつき等の健康被害の懸念も出てきますし、資産価値も大幅に減少します。
いつ起こるか分からない大地震。地震大国日本では、地震を避けることはできません。
しかし、地震への備えによって被害を最小限にすることは可能です。
地震対策で一番重要なことは地盤調査です。
どんなに強度の高い建物でも地盤が弱ければ、その強さを発揮できません。
弊社の物件はすべて事前に十分な地盤調査を行ったうえで、安全な地盤選びを徹底し、さらにその地形にあわせた最適な建築構造を採用しております。
例えば、杭基礎構造では強固な地盤(支持層)まで基礎杭を打ち込むなど、建物を強く丈夫に支えます。
また、第三者機関からも弊社の物件の性能に非常に高い評価を頂いております。
弊社のマンションは国土交通省の住宅性能評価機関の登録をした第三者機関が建物の品質を客観的に評価した「設計住宅性能評価書」で最高等級の劣化対策等級3を積極的に取得しております。
この「劣化対策等級」とは、建物の構造躯体の部分に用いられる木材のシロアリ対策や鉄筋の錆び対策など、住宅を長持ちさせるための対策の程度を、3段階の等級で評価するもので、「劣化対策等級3」は、通常想定される自然条件および維持管理条件の下で3世代(最大90年程度)まで長持ちするように対策が講じられている建物の設計に与えられる物です。
これらの地震に備えた建物作りのおかげで、2011年3月11日東北地方太平洋沖地震や、1995年1月17日阪神淡路大地震など近年の大地震による弊社物件の被害状況は、倒壊・半壊0棟、液状化現象0棟となっております。
弊社では、このような良質な物件をご用意し、
不動産投資のメリット、リスクをお伝えしております。
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