2018.11.12

急増中の「空き家問題」をどう考えるか

皆様こんにちは。
シノケンハーモニーでございます。

本日も不動産投資ニュースコラムをご覧頂きありがとうございます。

先日、目にした新聞記事に興味深い内容がございました。

以下の記事をご覧ください。

売るか貸すか、相続空き家の判断基準 放置はリスクも

「空き家問題」という言葉が浸透したこともあり、「相続で承継した空き家をどうしたらよいか」という相談が増えています。

「不動産業者に相談したが、的確な判断材料をもらえなかった」との声も多く聞かれます。

売買や賃貸の仲介の実務に強くても、それぞれの事情に応じてどのような選択をすべきなのかといったアドバイスは得手ではない業者も多いからでしょう。

いかがでしたでしょうか。

最近よく見聞きする「空き家問題」についての記事でございます。

そもそもなぜ、せっかくご家族の資産として相続された不動産が、
空き家となり、そのまま放置をされてしまうのでしょうか。

しっかりと管理の手が行き届き、不動産会社による保証・サポートが行われていれば、
相続をされた後でも、所有している不動産の価値を維持し、
資産として継承していく事が可能なのではないでしょうか。

もう既に不動産をご所有の方、
また、これからご家族の為に不動産をご検討されている方、
今後、ご自身の不動産が「空き家」状態で放置をされてしまっては、
ご所有された当時の目的も、
不動産としての本来の価値も失われてしまうのではないでしょうか。

では実際に、どうすれば「空き家問題」を回避する事が出来るのでしょうか。

まずは立地について、賃貸需要のある立地であれば、
売っても貸してもよい立地と考えることができます。

まずは売った場合と貸した場合の経済合理性を比較することから始めます。

具体的には、売った場合の手取り額と賃貸期間中の手取り額に
賃貸が終わった後の売却の手取り額を加え金額を比べるといった内容です。

選択肢が生まれることで、空き家として放置されるリスクを軽減できます。

一方、賃貸需要が少ない立地の場合、貸す選択肢は取りづらくなります。

そして賃貸需要が低い分、相対的に売りにくい立地と考えるべきでしょう。

賃貸需要が極めて少ないのであれば、
今後、不動産価格が下がる可能性が高いと考えられます。

今後の人口減少の影響を強く受ける立地である可能性も高そうです。

となると、少しでも早く売ったほうがよい、ということになります。

現在は未曽有の低金利ですので、
こうした立地にある不動産でもその価格は一定レベルに保たれていますが、
金利がこれ以上下がるとは考えにくい現在の状況では、あとは金利が上がる(価格が下がる)
タイミングがいつ到来するのかという所も問題になってきます。

長くなってしまいますので、本日はここまでといたしますが、
ご所有の不動産について、これから不動産投資を考えられていらっしゃる方、
ご相続で不動産をご所有された方や今後ご相続される予定の方には、
ぜひ一度、お考え頂きたい問題でございます。

弊社では、不動産投資アドバイザーによる個別相談会を全国で行っております。

今回の空き家問題についてはもちろん、
現在の市況や不動産投資についてのご不明点など、何なりとご質問いただけます。

分かりやすく、悩みも解消されたと皆様に大変ご好評をいただいております。

お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。