2018.06.08

収入が増えるにつれて支出も増える

皆様こんにちは。
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

さて、少し前になりますが
日経新聞に皆様には是非ご紹介させて頂きたい内容の記事が掲載されておりましたのでご紹介します。

最後までお付き合い頂けましたら幸いです。

2017年12月23日(土)日本経済新聞 朝刊
「老後資金3000万円 70歳で破綻 50代夫婦、収入増につれ支出も増大」

簡単に内容をまとめると

・Kさん(専業主婦):53歳
・夫(大企業):54歳
・退職金:2200万円
・貯蓄:800万円
・夫の手取り:月46万円
・夫婦の支出:月43万円
・夫のボーナス(夏・冬):各手取り90万円
・夫の公的年金受給額:約22万円
・Kさんの公的年金受給額:約6万円
・住宅ローン 7万円(65歳時点で完済予定)

よって
夫が無年金の60歳~64歳の5年間は年間516万円の生活費が必要。
65歳以降は月の支出は月36万円に減るものの、8万円を貯蓄から補填。
60歳~64歳:年間516万円の支出×5年=2,580万円
65歳~70歳:月8万円の支出×12か月×6年=576万円
70歳までに3,156万円の支出ということになります。

また、記事の末尾には

公的年金は今後、減るかもしれませんし、日本人の平均寿命は延びています。
増税などで手取りの収入が減る可能性もあるなど
老後の暮らしは計画通りにいかないことも多いのです。
今できることにしっかり取り組んで老後に備えていきたいものです。

とあります。

最近では「人生100年時代」とも言われておりますが
仮にこのKさん夫婦が共に100歳まで生きたと想定すると
1億2624万円の支出となります。

ではこの1億2624万円を定年退職(60歳)までに蓄えておくには
現役(22歳~60歳)のうちに
1年あたり約332万円
月平均すると約27万円の貯蓄が必要となります。

もし仮にこれだけの貯蓄を行えたとしても
物価の上昇が起きてしまえば、現金の価値は目減りしてしまいます。

老後資金の備えはこれからの時代、とても重要になります。
現役世代のうちに、何かを始めないといけないというのは
皆様もご理解頂けているのではないでしょうか。

弊社では老後資金への蓄えとして
不動産を活用した資産運用をご提案させて頂いており
様々な方がお取組みになられています。

是非、皆様もお取組みになる、ならないではなく
現状の支出などの状況も含め、老後に向けてどのような資産運用が
一番効率が良いのか、この機会にご検討してみてはいかがでしょうか。

皆様からのお問合せ、心よりお待ちしております。