現実を受け止めよ
人生100年時代本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
最近テレビをつけておりますと
とあるキーワードをよく耳にします。
「人生100年」という言葉です。
これを聞いて皆様はどう思われるのでしょうか。
私達や保険会社の方等ならば
よく耳にする言葉ですが、世間一般の皆様が初めてこれを耳にしたとき
どう思われるのでしょうか。
「企業が商品を買わせるために過剰に不安をあおっている」
とねじまがったとらえ方をされずに
純粋に自らの将来に向き合うきっかけとなっていれば幸いです。
さて、日経新聞にて興味深い記事がございましたので、ご紹介致します。
(2018年5月27日 日経新聞日刊より)
将来の年金額を増やすために厚生年金に積極加入したり、年金の受給開始時期を繰り下げたりする人が増えている。
特に厚生年金の加入者増は国の予想を上回るペースだ。
税制優遇が大きい個人型確定拠出年金(イデコ)の加入者も拡大している。
終身でもらえインフレにもある程度対応する公的年金は人生100年時代の最大の支え。
公的制度をフル活用して長寿化に備える動きが始まっている。
予想25万人に対し、実際は1.5倍の37万人――。
社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の年金部会などで開示されたこの数字に委員が驚いた。
厚生年金に関する2016年秋の制度改正を受け、厚生年金に加入することを選んだパート主婦など短時間労働者の昨年末時点の人数だ。
厚生年金は加入すれば収入に応じて将来の年金が増える一方、保険料負担も生じる。
通常は週30時間以上の勤務が加入の条件だが、16年改正で501人以上の企業では週20時間以上勤務などの条件に変わった。
保険料負担を嫌って勤務時間を短くする就労調整が多数派になるとの見方も多かったが、実際は違った。
人生100年時代には公的年金の繰り下げ受給も有力な手段だ。
原則65歳から受給できるが、70歳まで遅らせれば年金額が42%増える。
81歳を超えて生きれば「得する」計算だ。国立社会保障・人口問題研究所によると2050年には男性の半分は87歳、女性の半分は93歳まで生きるようになる。
多くの人が繰り下げによって受給総額を増やせるわけだ。
目先の受給を重視する人は依然多いが、16年度に新たに基礎年金の受給権を得た人の2.7%が繰り下げを選択。2年前の2倍弱になった。
老後の資産形成に詳しい久留米大学の塚崎公義教授は「繰り下げ後の増額は一生続くので老後の安心感は格段に増す」と話す。
ただし「年金なしで60代後半を乗り切るには、長く働くとともにそれまでに資産を増やしておくことも必要」
長寿化に備え公的年金などをフル活用する動きはまだ一部だ。
特に課題は若年層。
20代後半の国民年金保険料の納付率は55%前後と平均より約10%低い。
年金制度への信頼感を高め、若い世代に重要性を伝えることが重要だ。
(引用終わり)
如何でしたでしょうか。
新聞やテレビ、雑誌ではこの「人生100年」が多く取り上げられています。
それは嘘偽りではなく、確固たる根拠に基づいた、非常に現実的なお話なのです。
1人でも多くの方がそのことに気づき
何かしらの準備を始められることを祈っております。
また、その一つの選択肢として
不動産投資について、まずは知ってみていただきたいと思います。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。