2018.05.24

人生100年時代、長生きリスクにどう向き合うか

人生100年時代
皆様、こんにちは。
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

皆さま、老後の準備はしていますか。

新聞を見ると毎日の様に「老後破産」「人生100年時代」「年金減額」など
将来が不安になる記事ばかりが載っています。

国は頼りには出来ません、ご人身で老後の人生を暮らしていく為になにか取り組まなければいけない時代です。

まずは、こちらの記事をご覧くださいませ。

2018年3月30日  日本経済新聞 引用

人生100年 女性に長生きリスク

100歳以上人口が急増する日本。
実はその9割近くを女性が占める。
男性に比べ、生涯賃金や年金額が低い傾向にある女性は、その分、経済的な長生きリスクも大きくなる。
人生100年時代、長くなる老後をどう支えていけばよいのか。
この分野に詳しい第一生命経済研究所の宮木由貴子主席研究員に聞いた。

――「人生100年、子に先立たれる女性が増える?」と題するリポートを最近まとめました。

「今年、40代半ばの友人を病気で亡くした。ご高齢のお母様が喪主を務めていた。まずは自分の健康を心配する年齢なのに、子供が先に亡くなるのは本当につらいだろうと感じた」

「今後、同様に高齢期に子供に先立たれる女性が増える可能性がある。現在の平均寿命は男性で80.98年、女性で87.14年(2016年)。だが人口動態調査で5歳刻みでの年齢別死亡年をみると、男性では80~84歳に、女性では90~94歳にピークの山があり、平均寿命よりさらに高年齢での死亡数が最も多い」

「長寿な人が増えた一方で、60~70代で死亡する人も多いということ。例えば100歳を超えた母親の70代の子供が、がんなどの病気で母親より先に亡くなるケースが増える可能性がある」

――長寿を喜んでばかりはいられないですね。

「子供に老後を頼るどころか、子供に最期をみとってもらうという、これまで普通に願えたことがかなわなくなるかもしれない」

――男女の賃金格差が影響し、生涯賃金や年金額が女性は男性に比べて低い傾向にあります。

「女性は男性より長生きする分、経済的な側面でリスクが大きい。不安を解消するには、50~60代であっても積極的に就労するなど、経済的備えをする必要がある」

「とはいえ、今まで専業主婦だった女性が中高年から新しく仕事を始めるのは難しいのも事実。例えば家事や子育ての経験を生かせる仕事を探したり、高齢者施設などで有償ボランティアをしたりするのもよい。まずは人材不足のところで少しずつ社会参加してはどうか」

――子供に先立たれるとなると、長い老後の支えになるのは家族以外の他人、という例も増えそうです。

「これからの高齢期は、今まで以上に他人の世話になることが増えていきそうだ。今の高齢者世代は他人が家に入るのを嫌う傾向があるが、外部サービスを上手に使うなど他人の力を少しずつ借りながら生活する習慣をつくった方がよい」

「家事や育児、介護にかかわる仕事などを通じて『サービス提供者』の立場に立つことで、将来、自身がサービスを受ける側になったときの抵抗感や心理的な障壁を減らすことも期待できるのではないか」

――2050年には100歳以上の人は50万人を超えます。社会はどう備えていけばよいでしょうか。

「長寿社会での懸念は、高齢世代を支える現役世代にしわ寄せがいくこと。介護離職など現役世代の就労継続に支障をきたすようになると、彼ら自身の老後の経済基盤がゆらぐ。高齢者が長く自立して生活することは次世代、さらに次の世代を守ることにつながる」

「現在の社会システムは人生100年時代を想定してつくられてはいない。テクノロジーの進化やネットワークなどを活用しつつ、人々が生涯現役の意識を持って働き続けられる社会を構築する必要がある」

「例えば、自動運転技術は高齢者自身の運転の安全性を高めたり、新たな移動手段としての期待がある一方、建設や農業の現場での活用も進められている。自動化で負荷が減ることにより、高齢者が参加し続けやすい社会を実現していくことが求められる」

いかがでしょうか。

これからの時代、人生100年時代となります、定年後の収入がなくなった際の収入源を今から作らなければいけないのではないでしょうか。

こちらの記事をご覧になり少しでも心配になられた方はお問い合わせ下さい。
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