2018.02.19

「人生100年」いつまで働く?

人生100年時代
みなさま、こんにちは。
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

興味深い記事がございましたので、ご紹介致します。

年金開始、70歳超も可能に「人生100年」いつまで働く?
雇用の受け皿作りも課題

(2018年2月17日 日本経済新聞)

政府が公的年金の年齢上限見直しにカジを切った。
受給開始年齢を70歳超も選べるようにし、先送り分の受給額を積み増す方針。
「人生100年時代」には安心して老後を過ごすための資金確保が課題だ。
年金の活用をにらみいつまで働くか、個人のキャリア設計や資産などに合わせた選択を迫られる。
定年引き上げや再雇用支援など企業の受け皿作りも加速する。

増額率積み増し

公的年金にはもらい始める年齢を原則の65歳から早める「繰り上げ」と遅らせる「繰り下げ」があり、現在は60~70歳で選べる。
早めれば支給月額は月あたり0.5%ずつ減り、遅くすれば0.7%ずつ増える。
繰り下げた場合、受給開始から12年弱の時点で年金総額が原則と同じになり元がとれる計算。
開始が70歳なら月額42%増え、元が取れるのは81歳の時だ。

国民年金を例に取ると、満額支給は現在、月額で約6万4900円。
60歳に受給開始を早めれば約4万5500円に減り、70歳に遅らせれば約9万2200円に増える。
新たな制度は繰り下げ時の増額率を現在より積み増す方針。
現在の上乗せ率のまま試算しても、例えば75歳まで遅らせると84%増の約11万9500円になる見込み。
長生きを前提にすれば、繰り下げで「お得」になる余地はさらに広がる。

ただ受給者のうち、繰り下げを選んでいるのは2014年度で2%弱。
逆に繰り上げは1割強に上る。
繰り下げの利用が進まない背景には、定年から受給開始までの期間に年金収入がなくなることへの不安や、自身が健康で働き続けられるかどうかの判断が難しいといった問題がある。

0歳児が何歳まで生きるかを示す平均寿命は16年に女性87.14歳、男性80.98歳。
ただ、平均寿命には死亡率の高い幼児期が含まれるため、実際にはさらに長く生きる人が多い。
長寿化がさらに進むことも念頭に、可能ならできるだけ長く働いて受給額を増やし、老後に備えることが必要になる。

企業の対応急務

年金を柔軟に活用できる余地が広がれば、個人の事情に合わせて働き方を大きく変えることができるようになる。
こうした新たな年金制度が実効性を持つには、企業など雇用者側の受け皿作りもカギを握る。

13年に施行された改正高年齢者雇用安定法では、60歳の定年後も希望者全員を雇用することを企業に義務づけた。
25年度には厚生年金の受給開始年齢の引き上げと連動し、企業は65歳まで雇用しなければならない。

16日に決定した政府の高齢社会対策大綱は「65歳以上を一律に高齢者と見る傾向は現実的でなくなりつつある」と指摘した。
健康に長く生きる人が増え、従来の「高齢者」像が大きく変わるなか、70歳を超えて働くことも前提にした雇用側の制度整備も急務だ。

現在は定年を前提に、契約や嘱託などで継続雇用を採用する企業が中心だ。
ただ、今後は定年自体の見直しや、経験や意欲のある高齢者の採用など雇用形態を見直す動きも加速しそうだ。

(引用終わり)

いかがでしたでしょうか。

みなさまもよく人生100年時代と耳にされるのではないでしょうか。

記事にもあるように、何歳まで生きるのかわからない為、老後の生活にご不安を抱えて
いらっしゃる方が多くなっているようです。

定年後も生活の為に働くというのは限界があります。

老後の為に今から何かで対策をする必要があるのではないでしょうか。

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是非、ご参考にして頂ければと思います。

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