2013.02.05

安い中古マンション購入のリスク

中古マンション購入の失敗事例

2月に入り、マンションオーナー様、確定申告のご準備は進まれてますでしょうか?
お分りにならないことがあれば、各担当者にお問い合わせくださいね。

今回は失敗しないマンション選びをするための1例をご紹介しましょう。

安いからと言って中古物件に手を出してしまう方はご注意ください!
マンション経営をするにあたり気を付けなければならない点【修繕積立金】を確認していますか?

修繕積立金の滞納者がいるマンションはご想像以上にさまざまな迷惑と影響があります。

例:買主Aは媒介業者Bの媒介により売主Cから中古マンションを購入した。

購入に際して、AはBから、売主Cには滞納の管理費や修繕積立金はないとの説明を受けたが、購入後、当該マンション全体では多額の滞納修繕積立金があることが判明した。

管理組合理事長の話では、滞納者に対し、修繕積立金の支払いを催促しているが、目前に迫っている大規模修繕に間に合わない場合には、結局、他の区分所有者が立て替えて負担するか、あるいは今回の修繕工事を見送るしか方法はないということであった。

買主A媒介業者Bに対しもっとよく調査し正しい説明を受けていればこのようなマンションを購入しなかったとして媒介業者Bから購入したことを非常に後悔している・・・訴訟を起こそうかとも思っている。
という話があります。

目先の安さや利回りだけでの購入は要注意!隠れたリスクがあるかも?!

毎月きちんと管理費等(修繕積立金・管理費)収めていて、滞納額0であっても、他の部屋のオーナーが滞納者であった場合、そのマンションは売れないマンションとなってしまうのです。

それどころか、お金がないから大規模修繕ができないため、どんどん老朽化が進み、入居者も付かない、資産価値の落ちるマンションとなるわけです。

マンションがかわいそうですね。

もちろん、まじめに積立しているオーナー様が一番かわいそうです。

目先の安さや、利回りだけで購入してしまうと隠れているリスクは、購入した後でないと発見できないという現状が出てくるものです。

ご自分が住むのと違い投資用で購入されるマンションは長く持たれてインカムゲインを期待される方、時期を計りキャピタルゲインを期待される方、様々な楽しみの元、始められる不動産投資ですよね。

それを早々に心労が伴うような物を手に入れられるのはテンションが下がりますよね…

『マンションは管理を買え』

このようなことにならない為には管理組合を結成し、皆様一人一人がマンションの運営を考えていくべきではありますが
投資用のマンションは実際にオーナー様達がそのマンションにお住まいではないので管理会社に任せることがほとんどですので
『マンションは管理を買え』とも言われるのです。

弊社では上記のような問題にならないような対策が練られています。

今まではオーナー様には家賃と管理費を別に支払っていただいてたので、手間もかかっていたと思います。

最近では家賃から相殺させていただき、お手間と滞納を防ぐための対応に代えさせて頂いております。

これも弊社の特徴とする“しっかりした管理”体制を整えております。

しっかりした管理とは・・・皆様の資産を守るための維持管理継続に努めることだと考えております。

因みに管理費の滞納も可能性がありますのでお気を付け下さいませ。

ここで言う管理費とは、共用部分に係る共益費等に充当するため区分所有者が月々負担する経営的経費をいいます。

管理費等も帳簿上では経費計上できますので、かかった経費はしっかり確定申告してください。

新年もまだ1か月を超えたばかり!明るく元気に邁進しましょう!!^o^/