「不動産住宅ジャーナル2015年4月号」にシノケングループの記事が掲載されました。
シノケングループ インドネシアに進出
(株)えんとの資本・業務提携は解消
(株)シノケングループ(篠原英明代表取締役)の連結子会社である(株)小川建設は、インドネシアの地場ゼンコン企業である「PT.MUSTIKA CIPTA KHARISMA」とアドバイザリー契約を締結しました。
シノケンGはアセアン諸国で事業を展開しており、2014年にはシンガポールの不動産会社を子会社化、さらにインドネシアでもマーケティングおよびビジネスモデルの検討を進めてきましたが、グループ企業の中では、まず小川建設の進出がベストであると判断したもの。
小川建設はMUSTIKA社が現地で受注した大半の工事についてアドバイザーとしての役割を果たしつつ、地場企業との幅広い関係を構築するとともに、その他の提携先などを模索するほか、今期中を目標に小川建設インドネシア現地法人を設立し、より踏み込んだ取り組みを計画していくとしています。
なお、シノケンGはさきの取締役会で、同社の持分法適用関連会社である(株)えんの同社保有株式を全て譲渡し、えん社との間の資本・業務提携を解消することを決議しました。同社は、えん社との間で、両社の持つ経営資源を共有化することで、両社の安定的な業績の確保と企業価値の向上を図ることを目的に、平成21年12月に資本・業務提携について合意、翌22年1月には同社がえん社の第三社割当増資を引き受けました。
今回の、提携解消について、シノケンGは「えん社においては本資本・業務提携による一定の成果が得られる当社の役割を終えたこと、及び当社グループにおいては個人投資家向け販売により十分な販売先を確保できていること、並びに当社グループにおける経営資源の選択と集中を通じた経営戦略の一環として本資本・業務提携を解消し、当社が保有する全てのえん社株式を、えん社が自己株として取得する方法により、同社に譲渡することとした」とコメントしています。