2013.06.24

エコノミストが予測する日本の金利≪25.6.24配信メルマガ≫

平成25年6月24日(月)に配信しました
会員様向けメルマガを掲載します。

◆◇◆ ハーモニー通信 <エコノミストが予測する日本の金利> ◆◇◆

皆様、こんにちは。
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無料のサービスでございます。

今回のハーモニー通信では
《アエコノミストが予測する日本の金利》をお届けさせて頂きます。

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  ノーベル経済学賞受賞エコノミストが予測する日本の金利とは?
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こんにちは。

最近は日本経済新聞のニュースでも、連日不動産関連のニュースや記事が取り上げられておりますが
皆様は、現在、不動産は所有されていらっしゃいますでしょうか?

現在不動産をいくつかお持ちの方も、そうでない方も

「これから日本の金利はどうなるのか?」

という部分は、多くの方がご興味・ご関心をお持ちでいらっしゃるところであると思います。

しかも、去年の今頃と比べますと、今の日本の経済環境は、もう別世界と言っても良い景色です。
最近は、過去に弊社に1度お問い合わせを頂いていた方からの再度のお問い合わせが急増しておりまして
数年前とは次元の違う(まさに「異次元の金融緩和」の影響なのでしょうが)情勢から
多くの方が「真剣に不動産を検討したい」と再びご相談にみえられております。

そのような中、日本経済新聞をはじめ
多くのメディアでオピニオンリーダーとして活躍をしている
ポール・クルーグマン博士はご存知の方も多くいらっしゃることと思います。

時の権力者や経済の先人をバッサリと斬り捨てる容赦のない批判精神が良くも悪くも話題となり
ニューヨークタイムズの寄稿コラムがマーケットを動かす、と言われるほどの影響力をもっているアメリカの経済学者です。

プリンストン大学の教授でもあり、2008年にはノーベル経済学賞を受賞しました。
v クルーグマン博士は、2013年3月26日に日本経済新聞に掲載されたインタビューでは
日本の金利予測について、次のように答えています。

(下記、日本経済新聞より、インタビューの質問と回答を順不同で抜粋・引用しています。
全文をお読みになられたい方は、日本経済新聞WEB刊でご覧いただけます)

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 ――過去に中央銀行がハイパー・インフレを許したのだから
   今後も同じことが起きうると考える人もいます。
   過去と今とでは何が違うのですか。

  「日本が、また中国を侵略することはないだろう(笑)。
   やや意地悪く言えば、そういうことだ。
   過去には、日本でもハイパー・インフレーションがあった。
   でも、それは破滅的な戦争が起きたからだ。
   そんなことが繰り返されることはないと願っている」

  「つまりハイパー・インフレーションは、間違った経済政策をしばらく続けたからといって起きるわけではない。
   それは実質的に破産状態にある政府が、支払いをお札の印刷に依存したときに生じる問題だ。
   しかも、そうしたケースは一般に大きな社会的混乱も伴っている。
   ワイマール共和国やジンバブエの例を持ち出してハイパー・インフレ―ションを心配し
   今ここにある不況と戦うことに尻込みする考え方は、かなり奇妙だ」

 ――積極財政で国の債務が膨らみ、金利が上昇すると警告し続けている人々は日本にも米国にも多くいます。
   彼らはオオカミ少年なのですか。

  「じつに、その通りだ」

 ――日本は、米国のような基軸通貨国でないなどの違いもありますが。

  「基軸通貨をもつかどうかは、決定的な要因ではない。
   大事なのは(日本が)自国の通貨をもち国の債務も自国通貨建てで有している点だ。
   日本国債の金利は、短期金利の見通しに基づいておおむね決まる。
   そして、その短期金利は日銀が決める。
   だから人々が短期金利は上昇すると予想しない限り長期金利は上がらないし
   その短期金利の上昇も景気が回復しない限りは起きない。
   つまり、長期金利が上がるというシナリオには実は説得力がない」

――市場がパニックを起こして、日本国債を投げ売りするという事態は考えられないでしょうか。

  「それが起きるとは考えにくい。
   日本が破綻しない限りは先ほど言ったように長期金利は短期金利の見通しに基づいて決まるし
   日本が破綻すると考えている人などいないからだ。
   仮に国債金利が急騰しても、短期金利が上がる理由がなければ、そこには裁定取引の機会があるはずだ。
   日本国債を買いたいと思う人も出てくる」

    「だから、市場のパニックは金利上昇というよりも円相場の下落という形で起きる可能性のほうが高い。
  そして円相場の下落は需要を刺激し、景気を拡張させる効果がある」

 ――日本はエネルギー輸入の増加で貿易赤字が拡大しています。
   ここに円相場の下落が加われば日本の富の国外流出が加速します。
   危険なことではないですか。

  「それでも(円安は)問題ない。日本は純債権国であり
   円相場が下落すれば自国通貨建てでみた富の価値が増大する面もある。
   どちらにせよ、これらはすべて円安の副産物にすぎない。
   円相場の下落は日本の産業の競争力を強めるため、需要を拡張させるのは明らか。
   これは、ほかのどんな懸念にもまさる」

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円安になることによって、通貨と為替の自然調整作用が働き
一時的に円が売られた(弱くなった)としても、逆に景気を拡張させる効果もある、ということですね。

ただ、円安によって輸入物価のコストは上昇しますから、輸入品の価格は上がります。

その意味では物価上昇が起きます。

しかしながら同時に輸出産業にとっては追い風となりますので、日本経済のV字回復の引き金となる可能性もあります。

また、来年には消費税増税も控えています。
v 実は去年から、金融機関の中でも中枢にいらっしゃる方の不動産購入・お問い合わせが増えてきていました。

それも、様々な分野、お立場の中で、トップクラスの方々ばかりです。

ハイパーインフレにはならなくとも、ある程度の物価上昇はある。
また、金融緩和によってお金の量が増えるのだから、必然的にお金の価値は下がっていく
という方向性は、一部の方々にとってはかなり前からコンセンサスになっていたようです。

そして今、異例の金融緩和によって、銀行にもお金が余っています。

それにより、数年前では考えられなかった「条件」で、不動産融資を受けることができる方が増えてきています。

非常に有利な条件でスタートすることが可能になりつつあるのです。 デフレ下では、貯金は有利に働きました。 それがインフレになりますと、毎年貨幣の価値が下がっていきますので、「預金」だけでは目減りをすることになります。 毎年毎年自動的に所有している富(現金)が減価していくわけですね。

昔から、インフレ対策の王道は「不動産」です。

なぜならば、「不動産」は大量生産ができない、有限の資源だからです。

今、金融緩和によってどのような変化が起こっているのか?
また、数年前では厳しかったけれども、今ならば融資のバリエーションや条件が変わっているのではないか?
(事実、想像もできないほど変わっています)

今回ご縁のある皆様も、2013年9月までに1度はローンシミュレーションを受けられることを 強く強くお勧めいたします。

シミュレーションを受けて後悔することはありませんが
知らないで1年後(増税後)に後悔することは十分にあり得ます。

勿論、シミュレーション作成やコンサルティングサービスは
会員様であればどなたでも「無料」でご利用頂けます。

1度にご対応できる人数には限りがございますので
予約だけでも先に済まされるのがお勧めです。
お急ぎの方はぜひお早目にご予約くださいませ。

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